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和紙

※奉書紙(ほうしょがみ)
 古くから公家・武家・寺社等の公用紙として重用され、独特の温かみと清らかさを感じさせる紙
   奉書銀 厚さ160μ。一般の機械抄き奉書です
   奉書遊亀 45Kは、96μ。60Kは、130μ。65K、70Kまであります。
   奉書舞鶴 無サイズと強サイズがあります。
「サイズ」とは、にじみ止めのために入れる薬品。毛羽立ちも防ぎます
   越前奉書 手漉きの奉書です
   伊豫奉書 手漉きの奉書です
   新奉書風 和紙風合いで、洋紙的感覚で使用できる紙。非木材紙 ケナフ
   特選奉書瑞穂 従来の和紙に比べ乾燥が速くにじみも少ないプリンター用紙
 
※大礼紙(たいれいし)
  紙の表面に“はな”と呼ばれる原料の繊維が固まった形で散らばっている。
雲竜紙に比べると“はな”の繊維が短く“はな”そのものも少ない。上品な印象の紙である。
   大礼紙 楮の繊維を花弁の様にしたものを散らした紙。越前和紙。
75Kの厚さには、色物が揃っています。
   金銀大礼紙 金箔、銀箔をふった、大礼紙
   オボナイ紙 楮の花がたくさん入っている大礼紙で、光沢がある
   七夕大礼紙 小さい色紙が散らしてある、大礼紙
   レーヨン大礼紙 レーヨンの繊維を抄きこんだ大礼紙。楮より、ピカピカ光る
   雲竜大礼紙 華(レーヨン)のアクセントが強く美しさをより強調した、色物
   しこくてんれい 洋紙抄き和紙風の紙。あらゆる印刷機・プリンターに適応します。
和紙の大礼紙よりも堅いので名刺やカードに180kgを
   栄光紙 短く細い繊維が、多く散る、色物
   陽光紙 全体が華で埋まっている、大礼紙。
   平成 淡い色調に溶け込む色の荒い繊維が散りばめてある、大礼紙。厚さ160μ特厚口くらい
 
※雲竜紙(うんりゅうし)
 楮(こうぞ)の長い繊維を散らせて雲形文様をあらわしている紙。福井県ではじまる
   雲竜紙 蛍光の入った白と蛍光なしがあります。
   雲竜紙サイズ入り にじみ止めを入れて、印刷適性を高めた雲竜紙。
   雲竜荒目 太い雲竜が大胆に入った雲竜紙です。
   七夕雲竜 小さな色紙を散らした、雲竜紙。
   色雲竜紙 色物の、透明度が高い雲竜紙です。
   レーヨン雲竜紙 伝統の技術でレーヨンを華にして漉きこむ。
   レーヨン雲竜紙(色) レーヨン雲竜紙の色物。タイプ紙並の薄い紙です。
   レーヨン雲竜紙(金銀箔入) 金銀箔の入ったレーヨン雲竜紙。薄葉紙並の色物
   新・清流 雲竜紙の厚もの
 
※楮紙(こうぞがみ)
 強靭なので、重要な公文書や経典・書籍などの用紙として用いられ、和紙の代表的な存在。
檀紙・奉書紙なども楮紙。和傘や障子、襖の材料としても用いられる。
   典具帳紙 土佐を代表する、極めて薄く、かつ強靱な楮紙。
「カゲロウの羽」と称されるほど薄く,繊維が均一に絡み合って美しい。
   生漉楮 手漉き。素朴で強靭。和紙の代表。本文用紙に最適。耳付サイズは、955*636
   楮形染原紙 手漉き。耳付。全判は955*636。厚い、しっかりした紙。
   純楮紙 未晒しの色。
   楮紙・純白 晒して、白くした楮紙。
   楮紙・特質 自然な白色です。サイズ入り。
「サイズ」とは、にじみ止め。毛羽立ちも防ぎます。
   楮紙・上質 表面の滑りがよい楮紙。未晒し色。サイズ入りとなしがあります。
「サイズ」とは、にじみ止め。毛羽立ちも防ぎます。
   楮紙(サイズ入)−高岡丑 未晒し色。「サイズ」とは、にじみ止め。毛羽立ちも防ぎます。
   楮紙(サイズ入)−大因川 未晒し色。
   楮紙(サイズ入)−富士 白と未晒があります。厚い楮紙で、版画用紙や表紙に最適です
「サイズ」とは、にじみ止め。毛羽立ちも防ぎます。
   楮皮入紙−高岡丑 楮の皮を抄き込んだ、自然感のある和紙の極みです。
   楮皮入紙・上質−大因川 薄口は未晒、厚口は色物の楮紙です。
   楮皮入紙 楮の皮を抄き込んだ、未晒しの楮紙
   はけ目楮紙 刷毛の跡が風合いを出します。
楮の皮を抄き込んだ未晒と、いぐさの繊維を抄き込んだ自然色があります。
   楮いぐさ紙 いぐさの繊維を抄き込んだ色物の楮紙。
   楮七夕紙 色紙を抄き込んだ色物の楮紙。
 
※鳥の子紙(とりのこがみ)
 雁皮を原料にした、滑らかで字が書きやすい。現代の印刷技術にも充分応じる最高級の和紙。
   鳥の子 美しく気品にあふれ、かつ強靭な日本の美を表現する。
表面ドーサ引加工で、多色刷りを可能にした。色物
   雲肌鳥の子 表面に三椏繊維を使い、肌に、よりアクセントをつけた。
   竹簀鳥の子 竹簀模様の地合を保ちながら、多色刷りに適した鳥の子。好評な色物
 
※揉紙(もみがみ)
 プレーンな紙を揉んで柔らかくしてしわをつけた紙
   手もみ紙
   越前もみ紙
 
※壇紙(だんし)
 “ちぢみ”と呼ばれる技法で一定方向に深いしわがついている高貴な紙
   白檀紙
   金銀振檀紙
 
※強性紙(きょうせいし)
 楮紙に薄いこんにゃく糊を塗り、乾燥させてから揉んだものです。
紙衣の原紙でしたが、現在は本の装丁や和紙工芸品として使われています。
   強性紙 色物の、和紙工芸の強性紙です。
   二色強性紙 表裏、異なったを漉きこんだ、強性紙
 
※局紙(きょくし)
 紙幣用の印刷適性と耐久力は世界一といわれる新しい紙。鳥の子の一種。


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